簡単にさっと使える抱っこ紐の「タックマミー」
エルゴのセカンド抱っこ紐としてオススメです

抱っこひもと言えば、やはりエルゴと考えている人も多く、実際にしょっちゅう見かけます。
我が家でも出産祝いにエルゴをいただいた事もあり、今でもお出かけなどの時にヘビーに使いまくっているわけです。

ですが、エルゴの1つだけの難点というのが、付けるのに手間という点と、少し重いという点と、持ち運びにかさばるというのが挙げられます。

例えば、コンビニにちょっと行きたいだけ、ぐずるから抱っこしたいだけという時に、わざわざ装着というのは結構手間だったりします。

またベビーカーでお出かけするけど、少しぐずったりしたら抱っこ紐にしたいけど…という時、持ち運びにエルゴは結構かさばってちょっと邪魔だったりします。

家用、近場用の2個目のセカンド抱っこ紐という選択

エルゴの良い点としては、サイズ調整ができるので、父親が抱っこする時、母親が抱っこするとき、ばぁばが抱っこする時など、調整すれば1つでだいたい対応できます。

外出時にも肩が痛くなったり腰にきたりしたら、チェンジ!とばかりに交代できるのも良い点です。

我が家もエルゴの抱っこ紐1つを夫婦で使っています。
みんなでお出かけする際には、ベビーカーとエルゴの抱っこ紐を両方持って行ったりしていまた。

当然自分が使った後というのは、妻が使う際にはベルト部分など全ての長さを再調整しなければなりませんし、当然、逆もまた然りです。

1個でまかなえて非常に有り難いんですが、これはこれで結構面倒だったりもしますし、エルゴを使おうと思うと、結構な手順が必要になります。

  1. 腰ベルトを安全ストラップに通して止める
  2. 首回りの長さを調整
  3. 左右の長さの調整
  4. 子どもを抱っこして両腕を通し抱っこ
  5. 背中のホック(?)を留める
  6. 両腕周りの長さの調整
  7. 子どものお尻の位置を最適な位置に調整

だいたいの流れでいくと、こんな感じです。
腰回りをしっかり止めて、子を抱っこしてから両腕を通し、背中部分をしっかり止めて左右の長さを調整といった流れで使います。

これ、結構何気にメンドイんですよね。
あ、しまった。なにかし忘れた…ってなったら、また最初からやり直しで、うぎゃーってなります。

子どもがまだ歩けないような小さい時、近くのコンビニやスーパーに少し何かを買いに行くだけなどの時は、本当に面倒だったりします。

という事で、2人でどうしようかと考えてみた結果、辿り着いたのが、もっと楽な家用・近場用の2本目の抱っこ紐を手に入れようという事でした。

我が家では勝手に2個目、2本目の抱っこ紐の事を「セカンド抱っこ紐」と呼ぶ事にしています。
装着時間は長くない、むしろ30分~1時間とかそんなレベルしか使わないけど、着脱が楽で持ち運びに便利など、そういう抱っこ紐を手に入れておけば色々楽だよね。となりました。

エルゴは持ち運びにあまり折り畳めないのでコンパクトさで言うとマイナスポイント高いです。

我が家が選んだのがタックマミー。そのメリット

基準としては色々ありました。
我が家では2本目の「セカンド抱っこ紐」と位置づけていますが、買うのだから、しっかりとした「ファースト抱っこ紐」として使えるレベルの高品質のものを選びたい。

ただし、エルゴはコンパクトに折り畳めないので、ベビーカーでお出かけする時の予備として、持ち運びしやすいものである事も大事という点で探しました。
そして、見付けたのがタックマミーという抱っこ紐でした。

さっと出して、さっと使える手軽さが最高

個人的にタックマミーの最大のメリットと考えているのが、使いたいと思ったら、本当にすぐサッと使える点です。
エルゴだと、色々とやらなきゃいけないですが、タックマミーは超手軽です。

  1. 自分がかぶる
  2. 子どもを中に入れる
  3. ファスナーを閉める

使った事ない方からすれば、「は?」と思うかもしれませんが、本当に超ざっくりな説明ですが、実際に本当にこれだけです。

もちろん最初は慣れてないので戸惑ったり、これであってるのかな?といった事をしたりもしますが、徐々に慣れてくれば、本当にあっという間に抱っこ紐で抱っこ完了になります。

それこそ、エルゴのように調整してうんたらかんたら…としなくても、下手すりゃ10秒ほどで完了なんて事も可能です。

抱っこ紐のまま寝ても、起こさなくて下ろせるのが助かる

抱っこ紐で抱っこしてたら、ゆらゆらが心地良いのか子どもって案外よく寝ますよね。
落ち着くのか安心するのかわかりませんが、ぐずっていたりしても抱っこ紐で抱っこしてれば寝てくれます。

それはそれで助かるのですが、エルゴなどの抱っこ紐だと寝かせるためにおろす時がちょっと大変で、場合によっては起こしてしまうこともあります。

親なら誰もが一度は経験してるんじゃないでしょうか。
せっかく寝てくれたのに、エルゴからおろすときに起きてしまってやり直し…的な。

これが、タックマミーだと、ファスナー開けて、抱っこしながらそのまま前傾姿勢でベッドや布団に降ろして、抱っこ紐を取ればいいだけなのでまず起こすことなく寝かし付けられます。

ぐずったりした時、なかなか寝ない夜の寝かし付けの時、これには本当に助けられました。
エルゴなどとの寝かし付けと似てはいるんですが、やってみればわかるのですが、細かな違いがあって、その細かな違いが起きる・起きないの大きなポイントなんだなーと実感します。

値段が有名どころと比べたら非常に安いのも助かる

もうね、なんかとても安いです。
エルゴとかを見ているからよりそう感じるのかもしれませんが、4,000円前後の値段なため、2個買ってもエルゴより安いです。

デザインの種類やカラー展開も非常に豊富ですしシンプルながら良い具合な感じなので、夫婦で1個ずつ買ってもいけます。
実際我が家は、自分用、妻用とそれぞれ揃えました。

折り畳めばちょっとでかいスマホサイズまで畳める

これも非常に助かります。
ベビーカーでお出かけしたりした時に、ちょっとぐずったりした時用に抱っこ紐を持って行きたい!と思う人も多いとおもいます。

今まではエルゴをなんとか色々と畳んで、ベビーカーの下の荷物入れに突っ込んで持って行ってたんですが、エルゴだとどうしてもかさばってしまいます。
冬場でアウター的な服があると、かさばってかさばって仕方が無いです。

この点で、タックマミーは折り畳めばちょっと大きいスマホサイズ的な大きさまで畳めるので、非常にコンパクトでなんならマザーバッグにも簡単に収納できて持ち運びに最適です。

ファスナー以外は全部布なので、洗濯も楽チン

実物を見たら、え?これだけ?と思う程に超シンプルな造りで、前面にあるファスナー以外は布だけです。

プラスチックなどは無く、洗濯もそのままネットに入れて回せる手軽さが非常に便利で楽チンです。

とはいえ良いところばかりでもないデメリット

まぁもちろん、全てにおいて最適で最高かというとそうでもないです。
やはり、エルゴにはエルゴの良さがあり、タックマミーにはタックマミーの良さがあったりするわけです。

少し長い時間使うと、エルゴなどと比べて肩や腰にくる

20分とか30分くらいならまだしも、1時間など比較的長めに抱っこしていると、結構肩や腰にきます。

ネット上のレビューなどでは、他メーカーなどと比べても肩や腰に優しいといった事を書かれている方がいましたが、私および妻にはそう感じる事はできませんでした。

エルゴなどは1時間だろうが、2時間だろうが全然苦にならずというと語弊がありますが、長時間でも使えるのですが、タックマミーはせいぜい1時間までが限界かな?と感じています。

特に自分のような腰痛持ちの場合は結構長時間使うと結構腰に来るので辛いです。

セカンド抱っこ紐的な感じで、スーパーまでお出かけや、ちょっとした時に使う時用のためそれはそれで問題ないのですが、40分くらいを目処に使うのが良いのかなと思っています。

前向きの抱っこのみでおんぶはできない

抱っこ紐には前向きの抱っこしてのパターンと、背面で抱っこのいわゆるおんぶの2種類可能なものがあります。
エルゴなども種類によりますが、おんぶも可能です。

タックマミーはその仕様上、おんぶは不可です。
そのため料理しながら抱っこ紐をといった場合にはタックマミーは使うことができませんので、エルゴなどを使う必要が出てきます。

サイズは固定のため調整は不可で使える期間は少し短い

タックマミーはサイズの調整などはありません。
買う際に、サイズ(MやLなど)を自分で選び、それを使っていきます。

そのため、エルゴのように自分が使った後、また妻が長さ調整してといった使い回しはできません。
そのため、我が家は自分用と妻用と2個買いました。

また、サイズ調整ができないため、買った後、子どもがある程度の大きさに成長すると、買ったサイズでは窮屈になり圧迫されてしまうので使う事ができなくなります。

そのため利用可能期間としてはそこまで長くないです。
ただ、1個あたりが安いので、大きくなってきた頃に買い換えたとしても、そこまで高く付くことはありません。

【追記】
我が家では、だいたい1歳前になる頃で使う機会があまり無くなり、1歳を越えてからは体重も増えたのと、保育園に行くことになったのでお出かけが土日しか無くなり、肩や腰にくる事も多くなったのエルゴのみを使っています。

個人的なおすすめとしては、半年~1歳になる頃までが、一番使えるタイミングかな?と思います。
特に半年や1歳前のお出かけは、離乳食やミルク、おむつと荷物が多いので、かさばらない抱っこ紐はとても助かりました。

近くの児童館に行ったり、スーパーへの買い物などの時は専らタックマミーの抱っこ紐を愛用していました。

タックマミーの抱っこ紐のまとめ

個人的には抱っこ紐は2個使うのが最適だと思っています。
しっかりしたエルゴなどを1個、臨機応変に手早く使えるタックマミーを1個。

この2種があれば、子どもが特別嫌がったりしない限りはほぼ問題なくいけると思います。

ぐずってさっと使いたい時はタックマミーを、料理中や比較的遠くや長い時間のお出かけなどにはエルゴを、といった感じで都度都度使い分けて使っています。

1個だけだとなかなか細かいところが気になったり、ここがもうちょっと…と思ったりしましたが、2個あればシーンに合わせて使えるため、ストレスも非常に軽減され楽になっています。

種類の違う2種の抱っこ紐を使い、セカンド抱っこ紐で快適な抱っこ紐ライフを送りましょう!

  • 公開日:2015.07.16
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:各種レビューや体験談, 子ども用品関連

タグ :

記事のシェアにご協力お願いします

この記事へのコメント

現在、この記事へのコメントはありません。
良ければ下記のフォームより、この記事にコメントをお寄せください。

この記事へのコメントを投稿する

必須】お名前

必須】メールアドレス
任意】ウェブサイト
必須】コメント

この記事の関連記事(一部広告含みます)