初めての保育園の登園はやはり号泣必至。
慣らし保育の1日目から1週間後までの簡単なまとめ

  • 2016.04.30
  • 2020.04.04

保育園・幼稚園

4月からの初保育園。
我が家でも色々な期待と不安が入り交じりドキドキしながらこの日を迎えました。

親ですらこれほどドキドキしていたのですから、我が子の不安はもっと大きかったんだろうなと思ってしまいます。

そんな初保育園がどうだったのかなどをまとめてみました。
毎年、3末~4頭にかけてアクセスが急増するので、やはり多くの親御さんが気になっているんだろうなとしみじみ思います。

余談ですが、色々調べてたら正式名は保育園ではなく、保育所と言うんですね…まぁどうでもいいのですが初めて知りました。

※ちなみに我が家は保育園を入園後にすぐ転園しています。
 今回のは転園した先でのまとめになります。
 書く記事をストックしていたので時系列はおかしいですが、
 転園のまとめは下記になります。

訳あって入った保育園を転園しました&落ち着いてきたので更新再開します
前回の記事からだいぶ期間が空いてしまいました。 この3ヶ月間で、少し色々あったり本業が立て込んだりとあってやっと落ち着いて書きまとめられたの …

転園からは無事何事もなく、大好きな保育園になり、そこへ2年間通って2018年4月に晴れて幼稚園に転園しました。
幼稚園転園の1ヶ月の慣らし期間や号泣から慣れるまでの様子のまとめは下記にまとめています。

3歳児の保育園から幼稚園の転園。入園から慣らし期間や1ヶ月経った頃の泣き具合の進捗
4月の新年度が始まり5月でゴールデンウィークも明けました。 4/1から始まっていれば、約1ヶ月半、月の途中からの入園だと約1ヶ月といったとこ …

子どもは気付いてる?預ける直前からもう不安でいっぱい

やはり子どもというのは何かを感じるものなのでしょうか。
保育園に預けるとなった初日から、なんだか感づいたのか少し様子が違いました。

そもそも朝早くに家を出るという事が、今までなかったためか、なんだか不安そうな表情を見せていたように感じます。
が、体調不良とかではないため、それを気にしていては始まらないという事で出発です。

と思いきや、保育園に着くや否や、もう全力の拒否姿勢です。
もちろん、保育士とご対面~となった瞬間には大号泣が始まりました。

ちなみに、見学時や説明時など親が説明を受けている間は保育士の方が遊んでくれたりしていたのですが、その時はニコニコで家にないおもちゃで遊んでました。

既に人見知りが激しかった時期は終わっていて、普通に知らない人であっても、それほど泣かずに抱っこされたりしていたのですが、保育士と挨拶しただけで何かを感づいたのか、もう泣き叫びまくって涙も鼻水もだらーーーーっと出てきまくる程の大号泣でした。

息子からしたら、この世の終わりくらいのを感じたのかもしれません。
いかんせん、滅多に見る事のない大号泣だったので、親としてもとても心苦しかったですね。

後になってまとめて書いてるからこそ落ち着いて書けますが、当時はやはり心苦しい気持ちで一杯でした。
(追記:数年経った今となっては、もはや息子とも笑いながら、めっちゃ泣いてたなーって言えるくらいにはなってますよ)

親としてはとてつもなく泣き叫ぶから、抱っこしてあげたい気持ちはやまやまになってしまいます。

しかしながら、そこで抱っこしては意味がないとという事と、姿を見せている限りは子どもが抱っこしてくれ助けてくれ的なヘルプ懇願が激しいので、早く帰るようにという感じで促されました。

保育園の初日の流れなどは、園によって千差万別

保育園の初日って何かイベントとか色々なものがあるところもあれば、全く何もなく普通にそのままよろしくお願いします~で終わるところもあるようです。

我が家が預けている保育園は、なるべく働いている父母に負担がないよう、特に親子イベントなどはあまりないという配慮(ありがたくも寂しくもある)をしてくれるところのため、特に何も有りませんでした。

行って、預けてお願いします!で終わりです。
特に入園式やそういったものは無い園でした。(そういう園をあえて選んだというのもあります)

保育園だより的なものが配られ、新しく入った人がいたり、今週の献立のメニューがあったり、園からのお知らせなどの手書きのものが配られてそれくらいです。

同じ時期に産まれていたり、先輩のパパやママ友達に聞いてみたりしたところ、その辺りのさじ加減は園によってバラバラで、何もしないところもある一方で、新社会人が行っているような入社式ならぬ入園式があるところもありました。

実際に写真を見せてもらいましたが、みんな正装してこれまた畏まってるな…なんて印象を受けたりもしました。

あまり現状では保育園をそもそも選ぶという事ができるご時世ではなく、空きがあって入れるところに入るという時代ですから、式があるところが良いなーと選んだりはできる状況ではありませんが、自分が希望するようなシステムの園だと尚嬉しい限りですね。

保育士は慣れているから全くもって普通に対応してくれます

まぁ当たり前なんでしょうが、相手はプロです。
最初はそんなに違うものかな?と(本当に今となっては失礼極まりないですが)思ったりもしていましたが、プロ中のプロです。

4月から初めて保育士として働き出しました!というような新卒の新人でない限りは、毎年この時期は戦場の如く、同じような状況を経験している人たちなのです。

なので、保育士さんたちは大変ですがある程度慣れています。
そして、そんな保育士さんたちにとって、一番の難敵は泣き叫ぶ赤ちゃんでもなく、ぐずる子どもではなく「親」だろうなと思います。

号泣している子どもがいたとして、それを冷静に、そして安静に見ていられる親はなかなかいません。
なんとかして泣き止ませないとと思ったり、焦ってしまったりパニックになってしまう方もいるかもしれません。

場合によってはその場で、自分も悲しくなってしまってあやしたり、泣き止ませようとしたりとする親だっているかと思います。

ですが、そこは心を鬼にしてでも任せきらなければなりません。
さっと預けて、颯爽と姿を消さなければ、子どもは子どもで延々と泣き続けてしまい収集がつきませんし、出入り口には他にも初めてくる泣き叫ぶ子が大量に来ます。

保育士からしてみたら、親子にかかりっきりになってしまい他の事ができなくなってしまいます。
これは勝手な自分の予想ですが、心の中では預けてさっと早く帰ってくれ!というのが本音じゃないかなと勝手に思っています。

だいたい早い子なら数日、だいたい平均で1週間、遅くとも2週間頃にはケロッとしてますよ。と事前に案内は受けていたので、とりあえずそれを信じて泣き叫びこちらに助けを求める我が子を預けて、胸が痛みながらも仕事へ向かいました。

【追記】なんだかんだで、結局言われた通り1週間も経てば、子どもはだいぶ慣れて泣きはするもののすぐ泣き止みケロッとしていましたし、もうしばらくしたら行ってきますのバイバイで見送ってくれるようになりましたし、プロにお任せしてしまうのがベストなんだろうなと思います。

可能なら慣らし保育はしてあげた方がいいと思う

これも園によってあるなしがあるとは思います。
働く側からすると、慣らし保育があると仕事の復帰のスケジュールや周りとの調整・軋轢など色々な危惧があるかもしれません。

ですが、やはり子どもにとって見ても慣らし保育はあった方が良いし、できるならした方がいいと思います。
自分が行っているのところは、割と自由だったため、慣らし保育の時間をどうするかは自分たちで決める事ができました。

知人に色々聞いてみたところ、無しという園もあれば、強制的に2週間かけて慣らさなければいけないといったように決まっている保育園もありました。

我が家では、自分たちで決めてください。という事だったので、まずは1週間かけて、慣らしていって様子を見ようという事にしました。
月曜からがスタートだったため、月~金曜まででまずは慣らしてみて、翌週からはフルで頑張ってもらおうと計画を立てました。

  1. 初日は10時~12時の2時間だけ
  2. 2日目は9時~12時の午前だけ
  3. 3日目は9時~13時のお昼寝前まで
  4. 4日目は9時~15時のお昼寝終わって少し遊ぶ頃まで
  5. 5日目は9時~17時のフルに近い感じで預けました

こんな感じで我が家では慣らしていきました。
これも後になって思いますが、もう少しゆったりで2週間くらいかけてのペースの方がよかったか?と思わなくもないです。

ただ、保育園に預ける=母親(もしくは父親)の職場復帰という事になる家庭が多いと思いますので、慣らし保育が長ければ長いほど、復帰するはずの仕事を休んだり短縮することにもなってしまいます。

この慣らし保育の期間は勤めている会社と色々相談なりしないと復帰後いきなりのトラブルとなる可能性もあるので、事前準備しておいた方がいいです。

職場の人達は4月から復帰=フルタイム復帰と思っている人も少なからずいるはずです。
例えばですが、慣らし保育が2週間あるとなれば、いきなり初日は来ない、2週間くらいまで遅刻や早退での出勤という事になります。

予め知っているのと後から知るのでは心証も違います。
自分もそうでしたが、子育て経験がない頃はこういった事の知識なんて皆無でしょうから、事前にきちんと調整して伝えておくほうが絶対に良いです。

とはいえ、出来るならやはり最初は慣らし保育をして慣らしていった方がいいなーと個人的には思います。

初日から慣らした時の保育園での実際の様子

ざっくりと簡単にまとめると、号泣から徐々に泣きが減っていき、最後の方は泣かずにいるという感じでした。

初日の様子

初日は上述の通り、とにかく泣きます。泣き叫びます。
もう本当にこの世の終わりかというくらいに泣きに泣いて、親の心がえぐられるくらいに号泣の号泣の大号泣でした。

自分たちが去った後はどうなのかはわかりませんが、保育園からの連絡ノートを見る限りでは、やはりずっと泣いていたと書かれていました。
ただ何か特定の気に入った遊びなどの時だけは泣き止んだという感じでした。

2時間ずっと泣いている子をお世話してくれる保育士にただただ頭が下がるばかりです。

2日目~3日目の様子

初日はずっと大号泣でしたが、2日目もそれに続き、3日目くらいで少しだけ慣れてきた感が見られました。
少しずつ慣れてきたのか、泣き方が弱くなり、ご飯中の時だけはニコニコしていて、ご飯食べさせてくれアピールもするようになったと連絡ノートにも記載がありました。

まぁそれでも多少弱くなっただけで大号泣の大号泣というのは基本変わりません。
まだまだ親の心を抉られる時期であるのは間違いありません。

4日目~5日目の様子

このあたりまで来ると、息子は慣れたのか諦めたのか、本心はわかりませんが、だいぶ慣れた感があります。
親としても、泣きが弱くなってきたというのは多少感じるところがありますし、親がいる時は泣き、いなくなれば普通という状態になりました。

5日目頃からは、保育園に行って預ける時は泣いてすがってきても、扉を閉めて親の姿が見えなくなり、おもちゃを目の前にしたらもう泣き止んでケロッとしている感じでした。

これは本当にビックリします(笑
ぎゃーーーぎゃーーぎゃーーと泣いているのに、扉が閉まって、先生が○○ちゃん、好きなブッブーで遊ぼう!と言うと、速攻泣き止み遊びだすのです。

この切り替えの早さは当時本当にびっくりしました。
自分の姿が見えなくなって、泣いている状態からおもちゃで遊ぶまでは、だいたい30秒もあれば切り替わっています。

あれだけ泣いていたのに、ブブーと車で遊びだすようになり、あれは演技か!?と思う程に驚きでした。

ただ、親の姿が見えている限りは、慣らし保育の際には泣き続けていました。
が、姿が見えなくなった瞬間に、おもちゃへ意識が切り替わるのか、そこからはすぐに切り替えるのか泣き止んで遊んで逆に笑い声も聞こえてくるほどでした。

預けた後、声を聞くために息と気配を殺して見つからないように、壁越しにひっそりと聞いたりしていましたが、なんだかんだで家よりおもちゃは圧倒的に多いし、大型のおもちゃなどもあるので、楽しそうにしてる様子は見受けられました。

5日目くらいからは預ける頃の泣きも弱くなり、

  1. 預ける
  2. 少し泣く
  3. 行ってきますで扉を閉める
  4. 泣き止む
  5. おもちゃ見てキャッキャと遊ぶ

といった感じになり、本当に姿は見えている時は寂しそうな感じですが、その後はケロッとしていて、子どもの対応力や適応力の高さに驚かされました。

初日はあんなに泣きじゃくっていたのに…と感じずにはいられませんでしたが、早く慣れてくれて親の精神的には非常に助かりました。
やはり子どもが毎日泣き叫ぶのはできることなら見たくないですしね。

この1週間の慣らし保育が終わり、翌週からは通常通りの預け時間になりましたが、特に問題もなく1週間も経てば先生にも環境にも慣れたのか、少し不安そうな顔をしたりもしますが、泣くこともなく行ってくれるようになりました。

しばらく後の状況について

【追記】
1ヶ月経った後になっての追記ですが、今では送る際に預けて保育士さんに抱っこされながら、行ってきますというと、行ってらっしゃいのバイバイをしてくれる程になりました。

そして相変わらず、扉を閉めて姿が見えなくなった瞬間に、「ブッブー」と車のおもちゃで遊び出すほど、保育園で楽しく過ごしてくれているようです。

初日預けなどは、泣きじゃくる姿に慣れるのか?と不安でいっぱいでたまりませんでしたが、保育士さんのみんなこんなもんですよ。1週間もすればケロッとしますし長くても2~3週間や1ヶ月あれば慣れる子がほとんどです。といった言葉通りになりました。

【追記2】
慣れた後、なにかのタイミングでまた泣き出したりという事がちょくちょくあります。だいたい、保育園のイベントで怖かったり、散歩中に大きな犬を見たり、そういった日常で何かちょっと本人が怖いと感じる事があった際に、また離れるのが怖くなったという感じですね。

ハロウィン然り、クリスマスのサンタクロース然り、節分の鬼然り、知らない人が保育園に入ってきたりすると怖かったようで、そういうイベントの後は、保育園に預けようとすると、ぶり返したように怖がったりしていました。

【追記3】
もはや1年以上経った今では、2歳と数ヶ月になり、初登園の日の歩けなかった面影なんてものは何もなく、○○先生すきーと言ったり、お迎え次にも○○先生いっしょにかえる?と聞いたりしているほどです。

最初の頃はぶり返しなどがあったものの、もう今は全くありません。
なんならお迎えに行くと早いと怒るし、イベントで泣いても、ちょっとしか泣いてないしといったようなプライドを見せたりと成長を感じています。

今ではあれだけ泣いていたのが懐かしいほどに、預けに行ったらいったで、先生が座ってるところに嬉しそうに猛ダッシュして、親はスルーです。
行ってくるよーと言っても、はいはい。いってらっしゃい。と言わんばかりの適当さ加減なバイバイになってきている程です。

土日などは、保育園はきょうはおやすみ?と聞いてきたりもするので、まぁそれくらい今の保育園を気に入っているようです。
最初の大号泣はなかなか心が痛みますが、しばらく経てばまぁおそらく気に入ってあれはなんだったんだろうと言ってるのではないでしょうか。

まとめ

とにかく初日は泣き叫びます。
しばらくは、その泣き叫びも続きます。

よほど変な園、ダメな保育士とかでない限りは、もう親として出来る事はないため預けてダッシュで帰りましょう。
親ができる最善策は「心を鬼にして預けてすぐに立ち去る」です。

そして、お迎えに行ったときは全力の笑顔と愛情で接してあげましょう!

親としては泣き叫ぶ我が子を見るのは心が抉られますし、できるなら見ていたくありません。
泣き叫んで泣き叫んでとなると、大丈夫か?やっぱり仕事しないで家で見てた方がいいんじゃないか?と思うかもしれません。

実際自分も、なんかこれは仕事のやり方変えないとダメじゃないか?とか色々悩みましたが、子どもって凄いです。
1週間くらい経てば多少慣れてきて、1ヶ月も経てば割と慣れて、数ヶ月もすれば保育園行くのが好きになったりしています。

もちろん子の性格などによって、慣れる時期に違いはあると思います。
しばらくは辛い期間が続きますが、子が頑張っている以上、親もしっかりと心構えを持って親も慣れていきましょう。

日記とか付けていると、後になって見返した時にめっちゃ泣いてたなーと思ったりして感慨深くなりますよ。

  • 公開日:2016.04.30
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:保育園・幼稚園

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