毎日子どもを自転車で送り迎えをしてるのなら、
安全に注意しつつ遊びや勉強にも応用してみよう!

保育園や幼稚園へは親が送迎という方も多いと思います。
送迎バスであれば、家の近くの場所までになりますが、園まで自ら送迎しているという場合、そこそこの距離という方も多いと思います。

我が家も自宅から幼稚園まではだいたい自転車で安全運転に気をつけていくなら20分~25分ほどの距離になります。
1人でロードバイクで行けば、15分ちょいくらいの距離で、電車で行くなら1駅分~2駅分くらいの距離です。

そんな毎朝の送迎ですが、意外と幼稚園で会う人たちを見てると、ただ普通に送迎していてもったいないなーと感じたりもします。

せっかくの送迎ですから、安全には最優先で気を配る必要はありますが、楽しみながら遊んだりお勉強的なことをしながら通ってみるのもおすすめです。

そもそも共働きは子どもとの接触時間が少ない

そもそも論になりますが、フルタイムでの夫婦共働きの場合、子どもとの接触時間は驚くほど短いです。
もっと遊んであげたいなーとおもったりもしますが、まぁいかんせんどうしようもありません。

ないものをねだるくらいなら、なんとかしてひねり出したり、短いながらいかに楽しく満足できるようにするかを考えた方が有益です。

フルタイムでの共働きの場合、多くは9時~18時くらいが勤務時間という事が多いと思います。
そうなると、朝は8時ちょっとに家を出て、お迎えに18時前に行くという事になります。

子どもが寝るのが一般的な平均だと20時~21時くらいでしょうか。
そうなってくると、子どもとの接触時間は7時~8時半頃の1.5時間、18時~21時までの3時間の合計4.5時間しかありません。

そのうちにご飯、お風呂とあるので遊んだり色々できるのはもっと短いという事になります。
毎日の送迎で、朝と夕で合計40分ほど使っているとなると、この時間がめちゃくちゃもったいない!となるわけです。

保育園の時は電車で行っており、自転車送迎は幼稚園に行ってからになり1年半経ちますが、いろんな事をしつつ、楽しみながら最近ではお勉強?もしながら行くようになりました。

晴れた日なら、時間が許せば探検に宝探しにお勉強にとなんでもできる

残念ながら雨の日は子ども乗せ自転車の場合、後ろに座らせて防雨用のシートで覆わなければならないのと、自分もレインコートを着て、より一層の注意をしなければなりません。

そのため、雨の日は基本的に会話もほんの少ししかできず、滑りやすかったりすることもあるので、遊んだりなにもせずまっすぐ園に向かいます。

ですが晴れた日であれば、なんなら雨が降ってない日であれば、雨用のシートは全開にしておきますし声も通りやすいのでなんとでもできます。

意外と短い時間ですが、毎日毎日と繰り返してると子どもの能力というのは凄いもので、いろいろと吸収していきます。
せっかくなので、我が家でやってるいろんなことを紹介しておきたいと思います。

ちょっと遠回りして探検してみると、意外な面白い発見がある

毎日の送迎って親からすると早く行って早く帰りたいと思う人も多いと思います。
また、行き帰りのルートもこの道で曲がって、といったような基本的にはほとんど同じルートで毎日走っているかもしれません。

とはいえ、せっかくの毎朝・毎夕の送迎です。
たまには遠回りしたり、違うルートで行ってみると、子どもはめちゃくちゃ喜びますし、ちょっとした冒険・探検気分が味わえます。

もちろん、あまり知らないルートや道だと安全性的なものもあるので、自分は事前に自分でロードバイクなどで走ってみたり、朝に送った後、そこのルートを走ってから仕事に行ったりして確認しています。

普段の出勤だったり、お出かけする時って、基本は同じ道で最短距離しか通りません。
ですから、自分の家の近くでも少しはずれたら、あれ?こんなとこにこんな店あったのか!なんて発見があったりします。

自分も全然違うルートを走ったら全然知らなかった銭湯があったりして、今度ここに来てみよう!という事を息子と話したりしています。

幼稚園までの道順を子どもに決めさせてみる

幼稚園までのルートって先ほどにも書いたように、1本道ではありません。
いろんな行き方があって、それこそ曲がる場所を変えるだけでも膨大なルートが存在します。

ですが、普段の毎日の送迎では基本的に道順は決まっている事がほとんどです。
普段は最短距離のため、自分が行きたい道を行って一番楽で安全なルートを行くことが多いです。

そんな普段から少し外れて、安全性が高いところで、どこへ行くかの選択肢を子どもに与えると結構おもしろいです。

遠回ししないルートで選択肢を与えてあげればOK

これは結構幼稚園に行くだけでなく、公園遊びや自転車ドライブなどをするときにも結構やるのですが、選択肢を2個用意してあげます。

あまりに自由に好きな方向を選ばせてしまうと、まっすぐ走ってたところを、左に曲がって、また左に曲がってと選ばれると、園からどんどん遠ざかって家に近付いてしまうなんて事があります。

そうならないため、選択肢を2つくらいにしておけば問題ありません。
ルートの中には、まっすぐ行ってから曲がるか、曲がってからまっすぐ行くかというパターンが結構存在します。

そういうとき、まっすぐ?右?どっち行きたい?といって、結局どっち選んでも幼稚園に近付いていくルートを選ばせる事にはなるのですが、子どもにとっては普段と違うルートで自分が道を選ぶので、ドキドキしながら選んでくれます。

知らん道や!ここは初めてやな!と嬉しそうに話しています。

とはいえ、それもやりすぎると同じ道ばかりになるので、たまには自由に選ばせてみるのも楽しいです。
選択肢が全部、右!右!右!となってしまい、さっきの道に戻ってきた!なんて息子と笑い合ったりしてます。

ゲームがてら宝探し的な遊びもできる

自転車で送迎していると、当然のように毎朝車やバスにすれ違います。
ですが、それらは当然毎日同じ車やバスが走っているわけではなく、毎日多少時間がずれることもあって、毎日異なります。

我が家では結構このすれ違う車を探すゲームをしていて、今日は赤い車を早く見つけた人が勝ち!みたいな感じでやってます。

白や黒やグレーの車にすると多すぎという状況になりますが、青や赤や黄色や緑などの車はちょうど良いくらいの数で多すぎず少なすぎずくらいにできます。

たまに全然いないなーという時は、赤か青など複数にしたりしてます。
これの良いところは、実はいろんな勉強というほどではないですがそういうのも兼ねられるとこです。

息子には車を発見した時、声でどこにいたかを言うルールでやっているのですが、これをやるようになってから、右、左の判断が早くなった気がします。

手で指し示すと、手で「あっち!」という言い方になってしまいますが、自転車の後ろに乗せて手を出したりすると危険なので、声だけでやるルールにしているのですが、声での指示だと右、左の判断が必要になるので、お勉強にもなっています。

最初こそは、自分の右手と左手を見て、えっと、右手はこっちやからみたいな感じで確認して、「右!」みたいな感じでやってたのですが、慣れてきたら手も見ずに右にいたで!左に赤い車!といった感じで言えるようになってる気がします。

これはいろんな形で応用ができます。
選挙期間中などは、いろんなところで選挙の候補の人のポスターが貼られてます。

そういうとき、選挙ポスターが貼られているのを見つけたらOKという具合にしたりと、探す対象を変えるだけで色々できるので楽しめます。

足し算・引き算など算数の練習として数の計算も

我が家では先ほども書いたように、幼稚園に行くまでに20分~25分ほどの距離があるため、ルートとなるとそれこそ膨大なルートが存在します。

運がいいことに、その途中にどこかの企業の車両倉庫?みたいなものがあります。
送る時は朝が早いので、まだ企業は出勤前かちょうど出勤というタイミングで、たまに車が仕事なのか出て行ったりします。

ですので、その車両倉庫的なところへ行って、何台いるかを数えたりしています。
3歳の頃に、数を数えるということを覚えたので、その頃からそこへ行って、いーち、にー、さーん、しー、と数える練習にしていました。

4歳になった今では、多少の計算ができるようになったので、倉庫にいる車を数えて、じゃぁあの車が3台出て行ったら何台になる?という算数の問題を出し合ってます。

最初は1台いなくなりました。くらいな問題しか答えが全然あわなかったのですが、今では12台いて、4台いなくなったら何台?そこから2台戻ってきたら何台?くらいの計算ならできるようになりました。

これのミソなのは出すのではなく、出し合うところですね。
自分が問題を出した後は、息子に問題を出させます。というか出したがります。

が、当然息子の問題の数はとてつもない数で自分でも答えがわかってません(笑
じゃぁ1,000台ここにいて、500台いなくなったらどうなる?とか自分で計算できない問題を出してきます。

もっとひどいときは、まだそこまで理解してないので、もし100台いて、500台いなくなったらどうする?といったような、あり得ない計算まで出してきます。

ですが、勉強的な感じを親としてはやってるのですが、楽しくやるのがポイントと思っているのと、自分で問題を出すって少なからず頭も使うのでこのまま続けておこうとおもってます。

意外と楽しんでるのか、遊びに行ったり、自転車ドライブで消防署などがあったら、救急車や消防車が止まっているので、そこで計算しよう!となって、やや難しい計算もできるようになりました。

みたいな感じで連続計算もやったりして少しずつ算数をやってます。

工夫すればただの登園が探検や遊び場に

朝と夕の送迎ですが、時間にすると毎日20分×2回くらいの時間になります。
そうなってくると、ただ普通に送ったりお迎えしたりするだけというのは、非常に勿体ないです。

冒頭にも書いた通り、そもそも夫婦揃ってフルタイム勤務の場合、子どもとの接触時間というのは少なくなりがちです。
そうなれば、遊ぶ時間も一緒に勉強したりする時間も少なくなってしまいます。

となれば、この毎日の時間を使わないのは勿体ないわけです。
毎日30分やるだけで、それを1ヶ月間やったとしたら、そうとうな勉強や遊び時間に置き換えられます。

となると、それは近いからでしょーという声が聞こえてきますが、園まで近かったら、それはそれで少し遠回りしてみたりといった方法もあります。

我が家でも朝早く準備できた時には、少し遠回りをして違う路線の電車を見に行ったり、滅多に通らず買い物などでしか通らない道を通っていくことで、探検したりと普段と違う事をしています。

せっかく毎日の朝と夕に有効活用できる時間があるのなら、そこは使った方が子どもも大人も楽しめるはずです。
なんだかんだで最初は全然できなかった計算も、今では少しずつできるようになってきましたし、継続すればそれなりになるのかなーと思ってます。

もちろん安全優先は最優先で、その上で遊んだり勉強したりと一工夫してみて楽しみながら毎日の送り迎えにしてみてはどうでしょうか。

  • 公開日:2019.11.01
  • 更新日:2020.04.05

テーマ:育児・子育て, ライフハック的なこと

記事のシェアにご協力お願いします

この記事へのコメント

現在、この記事へのコメントはありません。
良ければ下記のフォームより、この記事にコメントをお寄せください。

この記事へのコメントを投稿する

必須】お名前

必須】メールアドレス
任意】ウェブサイト
必須】コメント

この記事の関連記事(一部広告含みます)