イヤイヤ期の子どもが夢中で遊んでいるのを、
無理矢理ではなく泣かずに自ら遊びを止めてくれる方法
我が子は今、とにかくプラレールなどの電車にはまっています。
とはいえ、大好きではあるもののまだ2歳なので、脱線せずに上手に線路として作るのはまだまだ難しいです。
そのため毎日夜に息子に「おとうちゃん。おっきーせんろつくってー」とお願いされるのですが、密かに私自身も今日はどんな線路を作ろうか?と楽しんだりもしています。
で、これだけなら良いのですが、問題なのは線路を作るのはいいのですが、大変なのがそれを終わらせる時です。
理想としては、時間が来たらプラレール遊びをやめて、次のお風呂だったりご飯だったり歯みがきだったり寝かし付けなどにスムーズに移って欲しいのですが、当然そう簡単にはいかず、イヤ!という答えが返ってきます。
ましてや息子は今2歳と2ヶ月。
いわゆる世間的に言えば「イヤイヤ期」のまっただ中なので、なかなか大変でした。
一度遊びだすと、そう簡単に辞めてくれない
まぁこれは仕方ない部分もありますよね。
大人である私たちですら、楽しい時間を切り上げるというのはなかなかイヤですしね。
楽しい時間はずっと遊んでいたいなんて、私たち大人ですら思うのですから、まだまだ2歳の息子が遊びだしたら辞められないというのも仕方ない部分はあるのかもしれません。
特に今は最初に書いたように、プラレールと電車にはまりにはまっており、毎日遊びたがります。
朝起きたら線路作っていい?から始まり、保育園から帰宅後は、線路つくろーと語りかけてきて、夜ご飯を食べた後は、一緒につくろーと言ってきて一日中プラレールであそぼーという状態です。
息子も学んだのか、どのタイミングならプラレールで遊んでいいのか分かっているようで、朝は作っていい?と疑問で始まり、保育園からの帰宅後やご飯後、お風呂上がってから寝るまでの時間は、作って良いと分かっているのか、一緒につくろーや、大きいのつくってーという言い方に変わります。
一緒に遊んであげたいのはやまやまなのですが、問題なのがやはり遊びだしたら止まらないというところです。
遊ばせてあげたいけれど、寝る時間は守りたいジレンマ
土日のように長く一緒に遊んだりできる日であれば、朝でも昼でも一緒に遊びまくれるので大丈夫なのですが、平日はそうもいってられません。
朝の8時頃に家を出て保育園に預けて仕事に行き、18時頃にお迎えに行って帰宅するので、そこまで遊べる時間がありません。
だいたい21時までには寝かし付けを完了させたい思いがあるので、せいぜいプラレールで遊べるのもご飯やお風呂時間など諸々を除けば30分~1時間といったところです。
息子からしてみれば短いのか、途中で終わらせようとすると、イヤ!もっとあそぶの。という抵抗を示します。
この時に、今までずっと話しかけみたりと色々試行錯誤していたのですがうまくいかず、無理矢理やめさせたら大号泣が始まりますし、なかなかどうしたものか…と悩んでいたところ、たまたま言った一言が大ヒットしました。
あと1周などの妥協点を見付けたらもの凄くスムーズに
やったことは凄い単純です。
ただ普通に終わりにしようと言うと、イヤ!まだ遊びたいと間違い無く言うので、その時に
「じゃぁ、もう時間やからあと1周一緒に遊んでからお片付けしよ。できる?」
と聞くだけで、なぜか不思議な事に、「できる。やったー1周あそぶー」と言って、本当にぐるっとプラレールを1周して遊んだら満足したのか、ちゃんと終わりーと言って遊びを終えてくれるようになりました。
無理矢理終わらせるのと、最後にちゃんと遊んで終われるのは大きく違う?
無理矢理ってな私たち親でもイヤな事だから、息子にとっても当たり前ですが、絶対に嫌なはずですよね。
ましてや、今自分が一番楽しみにしていて遊んでいるのを、いきなり終わりーとなるわけですから、それはもうイヤイヤ言うのも仕方ありません。
気持ち的にはわかっても、とはいえ寝るの1時間遅らすなんて事はできないので、なんとか対処するしかないわけです。
私たちもよく最後1回だけやったら帰るかー、終わるかーといった事で区切りを付けたりする事は多いと思います。
今回は、それと同じ事をたまたま口走ったら、上手い具合に理解してくれてやってくれるようになりました。
無理矢理終わらせたら大号泣で、その後の寝かし付けなどもふてくされたり、お父ちゃんいや。きらい。バイバイ。と言われたりもするので困りものでしたが、1周遊んで終わるというのに変えるだけで、おとうちゃん一緒にねよー。みんなでねよー。と言ってくれるほどの様変わりをするようになりました。
同じやり方はどこでも通じるように
このやり方でいけば、色々やりやすくなるのでは?と思って、この前にボーネルンド遊びの世界に行った時も同じようにしてみました。
ボーネルンドとかって、帰るタイミングって結構難しいですよね。
子どもはもっと遊びたい、親はもうそろそろ出てご飯・休憩・お昼寝にしたいといった場面は結構あると思います。
実際、子どもは泣きながらもっと遊ぶーと言いつつ、母親が早く行くよ!!(怒 という他の御家族のシーンは何度も目撃していますし、見るたびに息子が「あの子ないてるー」「えんえんしてるね」と、30分後に自分が同じ状況になるとは知らずに教えてくれます(笑
で、ボーネルンドは我が家も会員でもあり梅田に行く時によく遊ぶのですが、帰るタイミングでいつもぐずられていたのですが、それを今回のように、いきなり帰るというやり方じゃないようにすれば、とてもスムーズに帰る事ができるようになりました。
今までは
「○○くん、ご飯の時間やから、終わりにして行こー」と言ってました。
これだと、遊びを無理矢理終わらせられる感があるのか、イヤーーーもっと遊びたいのーと言って断固拒否姿勢を示していました。
今回からは、
「○○くん、ご飯の時間やから、最後に1回遊んでご飯食べよー。どれであそぶー?」と変えてみました。
すると、あれよあれよと、最後にこれーー!と好きなおもちゃに満面の笑みで向かい、1回遊ぶのーと言って遊んで終わったらスムーズに帰る事ができるようになりました。
今では自分から1回やったら終わりーと率先して終わるようにも
同じやり方していたら、いつのまにか、そろそろ終わるという雰囲気をだすと察するのか、あと1回してもいい?と聞いてくるようになりました。
妻のご飯できたよーという声に、じゃぁあと1回やっていい?と聞いてきたり、そろそろおねんねの時間やでーと言うと、もう1回だけしてもいい?と聞いて自ら遊びを終えてくれるようになりました。
なんでもかんでも1回だけやらせるのも、どうかと思うところはありますが、無理矢理終わらせてやるよりはずっと良いかなと思っていますし、その辺はまたもう少し後に色々と教えていければいいかなとも思っています。
スムーズに遊びを終わらせるという事ができるようになったので、なかなか遊びを終えずにイライラして、早く!と強めの口調になったりする事もなくなりますし、お互いストレスフリーな感じでにこやかになった気がします。
夜だけじゃなく、朝の忙しい時間などでぐずったりという場面でも、色々応用を利かせて、妥協点というわけじゃないですが、無理矢理感を無くす事で、結構スムーズでお互いストレス無くいけるようになったのでは?と思います。
たった最後の1回の1分だけの延長で以外と大きく変わるものだなと、言葉って大切だなと改めて実感した次第です。
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