知らないまま選ぶと必要な機能がないかも?
赤ちゃん用モニターを選ぶ時に知っておくべきこと

ベビーモニターと言っても、実際には色々な種類があります。
それこそ、国産から外国産のものまで、無線の規格から何の機能が揃っているかなど色々です。

もっと言えば、別にベビーモニターと名前になっているだけで、別にベビーだからこそのこだわり機能といったものはそう多くなく、たいていは防犯カメラなどの応用のものがほとんどではないかと思われます。

だからこそ、多種多様な価格帯から品質まで様々で、激安もあれば超高級もあり、何がいいのかというのをここでまとめてみました。
自分が選ぶ時に重要視したものをリストアップしてみました。

ベビーモニター選びに必須な5項目

個人的にこれが無いと、あまり意味ないのでは?と思う5項目を挙げています。
もちろん、用途や使う方によっては、それなくても大丈夫でしょ。という場合もありますが、多くの人には下記5タイプは必要となるかと思います。

音声だけじゃダメ。映像モニター付のカメラ

ベビーモニターはタイプとして2種類あり、音声だけのものと、モニター付のものがあります。

使う人によっては音声だけで良いという人もいるかもしれませんが、やはり見る相手は赤ちゃんです。
どんな動きをしているのか想像も付かない事もありますから、多少値が上がったとしても、モニター付きの方を購入するべきです。

モニター付であれば、音声と動きも同時に見る事ができるので安心です。

アナログタイプではなくデジタルタイプ

もはや今の時代、ほぼデジタルだとは思います。
ですが、通販などで古いタイプのものが売られていたりすると、場合によってはアナログタイプのものが販売されている可能性もあります。

デジタルとアナログはイメージでもわかると思いますが、一方通行か双方向かの違いみたいなものです。
アナログよりデジタルの方が、雑音も少なくなります。

デジタルの場合は、映像を映す側と、撮る側が同期して初めて映ります。
アナログは、周波数のみで受信が可能になりますので、その分だけ、セキュリティ的には劣ってしまいます。

自分の家の事ですから、少しでもセキュリティ的に高いものの方がより安心ではないでしょうか。

カメラの可動と遠隔操作が可能なこと

最初に挙げた必須項目のモニター付を選ぶ場合、特にカメラの角度や位置の調整などが発生しますが、この時に大事になってくるのが、そのカメラが、そもそも動くものなのか、動かない固定タイプのものなのかという点があります。

動かないタイプであっても小さい頃であれば、そこまで大きく動かないので大丈夫ですが、成長して寝返りをしたりする時期にさしかかってくると、カメラ外に移動する事も多々ありますから、カメラが可動式の方が長く使う事を考えればオススメです。

そして、カメラが可動式である場合、リモコンやモニター側で、遠隔操作機能が付いていないと、角度や向きを変えたい度に、ベッドなどに行ってカメラ本体を操作しなければなりません。

これがリモコンで操作可能であれば、上下左右などにカメラの位置をずらしたり、音声のボリュームを変えたりといった事が動かずにできるので楽チンです。

夜でも見られる赤外線機能

赤ちゃんを見るわけですから、基本的に24時間、自分達が起きていれば見れる状況でなければ意味がありません。

昼間の明るい時期なら普通に映りますが、夜は真っ暗で何も見えない…なんて事にならないように、赤外線などの暗視機能も必要です。

赤外線で夜も見られる状況にしておけば、寝かし付けた後にリビングでくつろいでいても、赤ちゃんの寝顔がすやすや見れるので助かります。

技適マークに適応済みかどうか

ベビーモニターは基本的には無線を使って映像や音声を飛ばします。
ですから、そのためにはきちんとした国内の総務省に使って大丈夫というお墨付きをもらわなければなりません。

それが、技適マークで、技術適合証明になるのですが、輸入物や海外製などはあくまで海外の製品のため、日本向けに適していなかったり技適マークが付いていないものがあります。

基本そういったものは使ってはいけないという事にもなりますから、技適マークが付いているものを選ぶようにしましょう。

必須ではないけれど、注意した方がいいところ

次に、必須ではないけれども家庭環境や使い道などに応じて、合ったほうがいいか無くてもいいかはご自身で選べばいいんじゃないかな?というところや、少し注意した方がいいかもね。というところを挙げています。

無線で使う周波数

ベビーモニターは無線で通信するため、家庭内に無線LAN環境を構築している場合や家電を使っている場合、その使っている周波数などが同じですと干渉してしまう場合があります。

我が家でも、ベビーモニターと無線LANが干渉してしまい、夜に家の無線でのネットが劇的に遅くなるという環境になってしまいまいsた。

ベビーモニターの多くは2.4GHz帯を使っており、無線LANも最初は2.4GHzを使っていたため、無線LANのルーターも買い換えて、ベビーモニターは2.4GHzを、無線でのネットは5Ghzに変更して、使うようにしました。

家にWifiなど無線のLAN環境をルーターなどで構築している方はベビーモニターが使う周波数にも少し注意した方がいいですし、電子レンジなどとも競合してしまう場合もありますから、この点は少し注意した方がいいかもしれません。

無線の接続タイプも注意

無線の周波数もそうなのですが、無線の接続もどうするかを考えなければなりません。
例えば、ベビーモニター単体で無線機器が埋め込まれていて完結するタイプと、自宅の無線LANを使って接続するタイプがあります。

前者であれば、買って設定さえすれば、問題なく映りますが、後者の場合、家に無線LANの環境がないと見る事すら叶いません。

また、前者の場合はその本体から近くでしか電波が拾えないので、他から電波を盗み見などはしにくい可能性が高いですが、後者の無線LANを使う場合、インターネット上で見る事ができるようになります。

これはメリットデメリット両方があり、パスワードなどのセキュリティ設定をしっかりしない誰でも見れてしまう可能性がありますが、逆にオフィスや両親もネット経由でベビーモニターを見る事が可能という事でもあります。

これはどちらが良いかは各々の家庭によって変わるとは思いますが、ネット回線を通じて見るタイプはよりセキュリティに気をつける必要があると言えますし、そもそも家庭内に無線LAN環境がないと話にならないため、導入前には注意が必要です。

双方向機能

商品によっては、双方向やツーウェイなど呼ばれたりしますが、要は、見ているこちらのモニター側からも、赤ちゃんに声や音を届ける事ができる機能が付いているかという事です。

普段はカメラが赤ちゃんを映し、それを私たちが見ているモニターに映し出されます(1way)。
そこに、私たちが見ているモニターにマイクを付けて、その音を拾って赤ちゃんを映しているカメラを通して声を届ける(2way)という機能です。

これがあれば、赤ちゃんが泣いている時、洗い物などをしていたりして、すぐに行けない場合なども、声を聞かせて安心させたりといった事が可能です。

が、我が家はもう一切使わなくなりました。
音声機能をONにしていると、無駄にこちらの音を届けてしまいますし、使う時だけONにするのもまた面倒だし、それなら結局ベッドへすぐ行った方が早いしという事で、我が家ではいらない機能になりました。

ですが、例えば1階と2階などで使う場合などには、今行くよーといった声がけをしたり、1人が向かいながら、もう1人が遠隔で声をかけて安心させてあげるなどができるので、結構重宝するのかな?という気もします。

ですので、このあたりも使う人の住宅環境に左右されるかと思いますので、しっかり選びましょう。

充電によるバッテリー機能

ベビーモニターによっては、電源に差し込んでいる時のみ使えるタイプのものもあります。
一方で、電源に差し込んでいる時+充電の分だけ使えるタイプのものがあります。

簡単に言えば、デスクトップのパソコンと、ノートパソコンのような感じです。
デスクトップは電源を差していないと、使えませんが、ノートは電源を抜いても、バッテリーがある限りは数時間使えます。

ベビーモニターもこれと同じで、バッテリー機能付であれば、少し場所を移動したりする時などに持って行く事ができるので重宝します。

数時間ほどバッテリがあれば、ちょっと一息~とソファに座ってくつろいだりするときに、モニターだけ持って行けばそのまま見る事ができるので楽チンです。

また腹痛で少しトイレに長くいきたい…などの時も、でもずっと見れないのは不安…なんて人も、バッテリー機能があれば、モニターをトイレに持って行けば安心してトイレに籠もることもできます(笑

その他、使うか使わないかは考えておきたい機能

その他、色々な機種によって、機能は様々だったりします。

防水機能

あまり個人的には使い道がわからない機能です。
お風呂などは一緒に入るため、寝かしつけが完了してから入るといった事はないため、風呂に持ち込む事もありませんし、洗い物中も、触る時には結局は手を拭くし…という事で、我が家では特に必要としていませんでした。

ただベビーモニターには防水機能があるものもあったりしますし、人によって使い方は変わるかと思いますので、必要な方は防水機能が付いたタイプを選ぶようにしましょう。

オートトラッキング機能

赤ちゃんは動くものですから、赤ちゃんの動きに自動にトラッキング(追尾)してくれるタイプのものもあります。
これも我が家の商品も付いていますが、いまいち私は使っていません。

寝ている時に見るのが主な役割なため、そんな頻繁に動かないですし、寝返りなどする時は音で気付きますし、カメラ外に行っても遠隔操作で対処できるため、特に必要かな?という気もします。

一軒家などで、広い部屋で遊ばせて別の部屋で家事といった場合などには、オートトラッキング機能は役に立つかもしれませんが、そうでなければ特に必要でもないかもしれません。

画質とズーム

もちろん高画質であればあるほど良いとは思いますし、ズームも倍率が高い方が良いとは思いますが、あくまでも用途は赤ちゃんを見る事です。

最低限、起きている、寝ている、が“普通”にわかれば問題なしと私自身は考えていますので、我が家では特に必要としていませんでした。

またズームも人それぞれです。
設置がそんなに大きな部屋でなければ、そもそもズームいらないという話になりますし、逆であればズーム必須という事にもなりかねません。

そういった場合は、ズーム機能が強いベビーモニターにしないとそもそも見れないといった可能性があるので注意が必要です。

その他色々な機能

最近のベビーモニターには、色々な機能がてんこ盛りです。
子守歌が流れるものであったり、温度計で一定の温度になればアラームで知らせてくれたりもします。

また、授乳時間のタイマー機能や録画機能などなど、色々な機能があります。

とはいえ、実際に使っている身からしてみれば、結局使うのはカメラのみです。
必須の5項目をクリアし、後は用途に合わせて選べば良いかなと感じています。

管理人の個人的な意見としては、

という感じになっています。

と言うことで、結局私が使っているのは、蛯原英里さんがプロデュースしたとされている、ベビーモニターを使っています。

一応、オートトラッキング機能付きですが、基本使っていません。
というかまだ0歳なので寝てる時に見るのが主なので、動かないので使い道がありません(笑

個人的にはこの商品で全く不満もなく、非常に満足しています。
ズームは2倍までなので、赤ちゃんの近くに置いて電源が取れるという方であれば間違い無くおすすめできます。

我が家では、ベッドの横に小さなサイドテーブルを置いて、その上にベビーモニターを設置して見るようにしています。

【追記】
4歳になった今でも大活躍中です。
だいたいいつも20時半~21時頃に寝かし付けをしますが、寝ている時の寝返りなど何か音がなってもリビングで様子がわかるのが特に助かりますね。

とりわけ風邪などを引いた時や体調が悪い時、咳の音や嘔吐いた時など、行かないとやばそうか、行かなくても大丈夫そうかがモニタでいろいろな音を拾ってくれますので、判断できるのが良いところです。

痰が絡まって吐きそうかも?というのもなんとなく経験すればわかるようになります。
もはや、0歳児の時から数年間フル活動してくれている、まさに必須アイテムといってもいいくらいに活躍してくれています。

ただ、バッテリだけはずっと使ってきたので、もはや使えないくらいに膨張しました。
なので今はバッテリーは取り外して、バッテリ無しのコンセントからの直接繋いで見るという形で使っています。

  • 公開日:2015.08.10
  • 更新日:2020.04.04

テーマ:各種レビューや体験談, 子ども用品関連

タグ :

記事のシェアにご協力お願いします

この記事へのコメント

この記事へのコメントを表示します。
もしこの記事にコメントなどありましたら、ぜひこちらよりコメントを投稿ください。

この記事へのコメントを投稿する

必須】お名前

必須】メールアドレス
任意】ウェブサイト
必須】コメント

この記事の関連記事(一部広告含みます)