行きたがっていた幼稚園への登園
期待と同時に不安もたくさんあったみたいです
新年度が始まりました。
保育園や幼稚園で卒園、入園といったイベントまっただ中ですが、我が家でも息子が3歳児という事で幼稚園に入園(転園)になりました。
昔ならフルタイムの共働きは保育園、専業主婦・専業主夫やパート勤務の家庭が幼稚園というのが相場でしたが、今ではあまり関係なく、幼稚園でも預かり保育を用意してくれているところが多くなりました。
共働きだけど幼稚園に通っているという方も今では非常に多くなりましたし、我が家も夫婦ともにフルタイム勤務の共働きですが、4月から幼稚園に転園となりました。
とはいえ、幼稚園は入園式が遅いところが多く、保育園のお友達たちも、幼稚園に転園組と、他の保育園に転園組とで、卒園日が違う感じでした。
保育園への転園組は、3/31で完全に卒園という子が多かったですが、幼稚園への転園組は、4月の○日の入園式までというパターンが多かったです。
息子が通う幼稚園でも4/1が入園式などではなく、ついこの間が入園式で、無事、本人が願っていた幼稚園への入園を果たすことができました。
息子が楽しみにしていた保育園から幼稚園への転園
息子は幼稚園に行きたい。幼稚園に行きたい。と、ことある毎に言うほど、幼稚園大好きです。
まぁこれは自分達がそういう風に話をしていたという事も影響しているかもしれません。
3歳のお兄ちゃんになったら、幼稚園で新しくお勉強できるで!といった感じで話をしていたら、息子も「行く!行く!行きたい!」という感じになりました。
3歳の誕生日を迎えてからは、「3歳のお兄ちゃんになったから、はやく幼稚園いきたいー」と都度都度言っていました。
保育園でも、2月に3歳になってからは、保育園の先生たちに「4月になったら幼稚園に行くのー。」宣言していたほどです。(先生達は寂しがってましたが…笑)
何か新しい事を覚えたり、知っていたりすると、まだ行ってもいないのに、「幼稚園で勉強したの。すごいでしょ。」と言ったりと、なぜか幼稚園で勉強して身に付けたと自慢するほどに、幼稚園に猛烈に行きたがっているくらいで、しまいには「お父ちゃんも、ちゃんと勉強せなアカンで!」と叱られるくらいでした。
そんな息子からしてみれば待ちにまった幼稚園の入園式。
入園式は親だけでなく、ジジババも呼んで一緒にいたので、嬉しそうに楽しそうに、保育園が同じだったお友達と話したりして楽しんでました。
今まで行っていた保育園には、感謝の念しかないというくらいに、息子だけでなく親の自分たちとも相性が凄まじく良くて、お別れが寂しくぐっとくるものがある程です。
といっても、まだしばらくは時短の慣らしなので、しばらくは保育園にも通いますが。
そんな、入園式も終えた翌日からは、息子からは、楽しみに楽しみに楽しみに待っていた幼稚園に行ける日がやってきました。
が、案の定?予想外?な大号泣の大号泣(笑
事前に何度も一緒に幼稚園には行ってます。
初めて行く場所ではなく、先生にも一緒の時は元気よく挨拶したり手を振ったりして、また来るからねーと言ってたくらいでした。
親としては、既に保育園に行ってるし、先生にも元気よく挨拶してるし本人は行きたい行きたいと言ってるし、初めての幼稚園行く子たちよりは全然余裕でしょー。なんて高をくくってましたが、全く正反対でした(笑
小さい頃から、息子はかなりの人見知り&場所見知りで、今でも同様です。
やはり本格的に初めての登園となると、楽しさの反面、不安がいっぱいだったのかもしれません。
入園式の翌日、送って行き幼稚園で先生に初めてお願いしますーとバトンタッチして、バイバイをして、近くにいなくなったと理解した途端、大号泣が始まりました。
いつもは、親の事を「おとうちゃん」「おかあちゃん」と言っている息子。
ですが、その日は、不安だったり甘えたかったのか「パパー。パパー。パパどこー。パパがいないーー」と泣いてしまっていました。
今まで保育園の頃の慣らし保育でも大号泣していましたが、息子が大号泣してパパーと探したりしているのを見ると、なかなか辛いです。
行って抱きしめたい気持ちをぐっとこらえ、そのまま立ち去りました。(実際はバレないよう木陰から少し見てましたが)
初めての事は、大人だって不安。ましてや3歳児なら
親として息子と接したりしていると、つい自分基準で考えてしまいがちになります。
自分にとってはどれだけ簡単で楽ちんな事も、まだまだ3歳児にとっては、大冒険で未知の世界な事はたくさんあります。
親と一緒に行っていた幼稚園だから安心して楽しそうというイメージだったかもしれないけれど、いざ行ったら、いつもと違う制服を着ているし、親はいなくなっちゃうし、先生はまだ知らない先生ばかり、と全く違ったのかもしれません。
つい我が子が新しい事を覚えたり、新しい事ができるようになると、親馬鹿を発揮してさすが!天才児じゃないか?なんて事を思ったりするのはどの親も一緒かもしれませんが、なんだかんだ言っても、まだまだ3歳児です。
新しい事を始めるのって、親の自分達からしても恐怖だったり心配だったりするものです。
ましてや3歳児なら、そんなものは当たり前でもあります。
まだまだ会話もたどたどしい3歳児が幼稚園に転園して1人で通うという事は、親の自分達に置き換えてみれば、異国の地へ1人で転勤になって、空港で同僚にあとは任せたよ。よろしくーと言われるような状態かもしれません。
そう考えれば、自分がそうなった場合、とてつもない不安と恐怖で押しつぶされそうな感じなので、息子も最初は楽しみにしてたけどそんな感じの不安を抱いていたのかなとも思います。
とはいえ子どもの適応能力は高い。でも3歳児という事も忘れずに
まだ通い出して少しなので、最初の泣きは継続中です。
このあたりは、保育園から幼稚園に転園する方向けに、だいたいこんな感じでしたーというのを後日にまとめたいなと思います。
まだ泣きはするものの、さすが適応能力は子どもは高いです。
先生に連れられて幼稚園の中に入っていくと切り替えられるのか、日に日に泣く時間は短くなっていってる気がします。
最初は号泣、次も号泣、次も号泣だけど幼稚園に入ったら泣き止む、次は泣きながら渋る、といった感じで進んでます。
今の保育園のように慣れて安心して笑いながら登園できる日が早く来て欲しいと願うばかりです。
ただ、幼稚園自体は好きで楽しいようで、泣いてしまうのは、親としては嬉しいような「お父ちゃんと離れるのが寂しいから泣いちゃうの。」と言っています。
でも幼稚園でお父ちゃんも一緒に勉強する?と聞いてみると、「ダメ!幼稚園は僕が行くの。お父ちゃんはお仕事して」と言われます(笑
帰った後に一緒にお風呂入ったり遊んでる時に聞くと、幼稚園は楽しいようで、有り難い事に明日もまた行くー!と言ってくれていますし、まだ慣らし期間で幼稚園の時間は短いため、その後に今まで行っていた保育園で見てもらっているのですが、その時は幼稚園の話で、今日は何をした、といった話を保育士にもしているようです。
幼稚園に送って泣いているのを見て、あー2年前の初めて保育園に行った時も最初はこうだったなーと思い出しつつ、少し懐かしい気持ちにもなり成長したなーと感慨深くもなります。
3歳児にとってはまだまだ新しい事だらけで、不安もいっぱいという事を親として忘れずに肝に銘じながら、とはいえ、幼稚園は楽しいぞーという事を教えてあげたいなと思うばかりです。
子どもの適応能力はなんだかんだ言っても親の想像している以上に高いものですし、今は家では少し甘えさせてあげながら、慣れていってくれたらなと思っています。
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